{{detailCtrl.mainImageIndex + 1}}/1

【アーカイブ配信】「 べつの語りで──人類学者とアーティストによる対話」(登壇者:松村圭一郎、 百瀬文)

1,320円

※こちらはダウンロード商品です

event_url_20251214matumuramomose.pdf

589KB

『海をこえて』(講談社)は、文化人類学者の松村圭一郎さんが、長年フィールドワークを続けてきたエチオピアの村の女性たちを追った一冊です。エチオピアでは家族の生活を支えるため、あるいは、数少ない結婚以外の選択肢の一つとして、中東へ出稼ぎに向かう女性が増えていると言います。 松村さんはこうした国境を超えた、「移動」の実態を把握するべく、現地に赴き、彼女たちと約束をし、会いに行きます。どんな生活を送り、どんな思いで日々を送り、これから何を望んでいるのか──。しかし、そんな調査対象者である彼女たちから、松村さんは、連絡が途絶え、約束がすっぽかされ、調査が進まない、という経験をします。 「相手との信頼関係を築いて深層にあるリアリティに迫ろうとする人類学者にとって、恥ずべきことなのかもしれない」。 そう感じつつも、同時にこう解釈されます。 「だが相手との関係を固定させず、その関係すらもずらそうとすることは、まさに『移動』がもっている潜在的な自由の追求とつながっている。(中略)彼女たちは村を出て家族などの人間関係からみずからを切り離し、新天地でまた別の関係のなかに身を浸す。同時に、そのあらたな関係からも、つねに身を引き離せるようにしている。その姿は、逃れがたい構造に囚われている私たちにとっての可能性でもある。」 恥や失敗とも思える出来事が、べつの角度から語り直すと、「自由」と「可能性」を示す視座へと転じていく──。人類学のそうした視点/レンズから大きな気づきを与えてくれました。 今回は「べつの語りで──人類学者とアーティストによる対話」をテーマに著者の松村圭一郎さん、ゲストにアーティストの百瀬文さんをお招きし、言葉を交わしていただきます。 百瀬さんは「恋愛」や「家族」といった関係のかたちを生活の中で作り直し、既存の枠組みを超えた関係性を探究されています。相手との関係を固定化せず、将来を決めつけず、揺らぎを受け入れる百瀬さんの生活実践は、エチオピアの女性たちが求めた「自由」への希求とも響き合うはずです。 また、百瀬さんはアーティスト・イン・レジデンスとして先月までロンドンに滞在されていました。移民が政治問題化するヨーロッパの滞在で、何を感じられたのでしょうか。世界の中で、いま、人の移動はどうなっているのでしょうか。学問的な探究/追求を超えた、「自由」や「可能性」を共に探る時間になりそうです。是非ご参加ください。  【登壇者プロフィール】 松村圭一郎(まつむら・けいいちろう) 1975年熊本生まれ。岡山大学文学部准教授。京都大学大学院人間・環境学研究科博士課程修了。専門は文化人類学。所有と分配、海外出稼ぎ、市場と国家の関係などについて研究。著書に『所有と分配の人類学――エチオピア農村社会から私的所有を問う』(ちくま学芸文庫)、『ブックガイドシリーズ 基本の30冊 文化人類学』(人文書院)、『うしろめたさの人類学』(第72 回毎日出版文化賞特別賞受賞、ミシマ社)、『これからの大学』(春秋社)、『くらしのアナキズム』(ミシマ社)、『はみだしの人類学』(NHK出版)、『小さき者たちの』(ミシマ社)、『旋回する人類学』(講談社)、『人類学者のレンズ――「危機」の時代を読み解く』(西日本新聞社)など。共編著に『文化人類学の思考法』(世界思想社)、『働くことの人類学』(黒鳥社)がある。   百瀬文(ももせ・あや) 1988年東京都生まれ。2013年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻油絵コース修了。映像によって映像の構造を再考させる自己言及的な方法論を用いながら、他者とのコミュニケーションの複層性を扱う。近年は映像に映る身体の問題を扱いながら、セクシュアリティやジェンダーへの問いを深めている。主な個展に「百瀬文 口を寄せる」(十和田市現代美術館、2022年)、主なグループ展に「国際芸術祭 あいち2022」(愛知芸術文化センター、2022年)など。主な作品収蔵先に、東京都現代美術館、愛知県美術館、横浜美術館などがある。2023年に作品集『百瀬文 口を寄せる Momose Aya: Interpreter』を刊行。 【日時】12/14(日)17:30〜19:00 (延長の可能性あり) *こちらのイベントは、イベント終了後、アーカイブ視聴が可能となります。 *アーカイブ視聴期間はイベント開催日またはお申し込み日から2ヶ月間となります。 【来店参加について】 ・開演時間の20分前より開場/受付開始いたします ・係員及びスタッフの指示・注意に従ってください。万が一、指示に従っていただけない場合、イベントの中断・中止や、特定のお客様にご参加をお断りする場合がございます ・来店参加をご購入された方の中で、当日体調などに不安がある等の理由で配信視聴を希望される場合は、配信参加用のURLよりご視聴ください。視聴方法は、【配信参加について】をご確認ください。なお、来店参加を取りやめられる場合であっても、差額の返金等はいたしかねます。何卒ご了承ください ・イベントご来場にあたりご不明な点がございましたら、下記の<お問い合わせ先>までお気軽にご連絡ください 【配信参加について】 ・決済完了後にPDFファイルのダウンロード(※)をお願いします。ダウンロードし内容をご確認の上、開催時刻になりましたら記載のURLからご視聴ください。 ・配信はVimeoというサービスのストリーミング機能を使用いたします。お使いの環境での動作が不安な方は(https://www.g-1.ne.jp/preview-vimeo/ )にて視聴テストを行えます。催事中は対応いたしかねますので、事前にご確認ください。 ・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます ・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください ・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましてもライブ配信と同URLからご視聴いただけますので、ご都合に併せてご視聴ください(こちらから見逃し配信のご案内はいたしません) ・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください ・チケットをご購入されていない方にURLを共有する等、不正な行為による視聴及びその手助けとなる行為を固く禁じます。発覚した場合、ご連絡の上で厳正な対処を取らせて頂きます。ご注意ください 【キャンセルについて】 ・イベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。来店参加を取りやめられる場合であっても、差額の返金等はいたしかねます。何卒ご了承ください ・主催側の都合によりイベントが中止となった場合、メールにより中止のご案内の後、近日中に返金処理を行います。また、同内容のイベントで後日改めて開催となった場合、新たに販売ページを設けます。その際、中止となった日程でお送りしたURLは無効となります。お手数ですが、再度販売ページにてご購入ください。 ※ダウンロード方法について https://faq.stores.jp/hc/ja/articles/360044830312--%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E8%B2%A9%E5%A3%B2-%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99-#h_3f7d06f3-7b36-490b-b639-cbf31a98f020 ______________________________________ 【主催・会場】 本と珈琲の店 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)

セール中のアイテム