【来店参加】11/25(水)19:30-21:00「言葉を仕事にするということ──言語偏重社会のなかで」(登壇者:西村佳哲、牟田都子)
1,980円
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西村佳哲さんの新刊『会社で働く』(晶文社)は、ある学生の「卒業して社会に出たら、嫌なことでも我慢して働かないといけないんですよね?」という問いかけを起点に、15人の働き手へのインタビューをもとに会社で働くことについて言葉が重ねられていきます。
そのうちのお一人に校正者の牟田都子さんがいます。牟田さんは図書館司書、石鹸ブランド販売員、校正者という経歴をお持ちなのですが、牟田さんのインタビューでは不安がよく語られています。それを受けて、西村さんはこのように書かれています。
「「これなら働きたい」と思った仕事も飽きてしまったし、輝いて見えた会社の仕事もむいていなかったと言う彼女が、父親のはからいで始めて、10年つづけて独立して引っ張りだこなのに、「いつまでできるかわからない」と泣きべそをかいている。 彼女の不安感はうまく理解できない。」
牟田さんと自分が重なるかはわからないのですが、それでも働くことに付随する不安はわかるような気がします。本屋という仕事をはじめて数年ずっと「いつまでできるだろうな」と思っているのですが、それは業界的なことだけではなくて、言葉を仕事にする上でつきまとってくるもののような気がしています。
本のなかで「言語偏重社会の足元は本質的に不安定だ」と西村さんは書かれているのですが、この言葉はヒントになります。よくわからないものに遭遇したとき、それを説明づけたくてすぐに言葉に頼ってしまうところがあるのですが、「わかったつもり」にしていることが多くて、「わかったつもり」でいることはさらに不安を掻き立ててきます。
不安だから本を買う。本を読む。少し安心する。いや、なにも変わっていないんじゃないかとまた不安になってくる。また本を買って読んで。という繰り返しをしていて、それは仕事にも反映されて「いつまでできるだろうな」がやってきます。
僕の個人的な不安はさておいても、この「言語偏重社会の足元は不安定だ」についてもっと知りたいなという気持ちがあります。言葉は大切だけれど、頼り過ぎもよくないということなのか。「わかったつもり」にならないためにはどうすればいいのか。
身体的な理解が追いつかないままに言葉が過ぎ去っていく社会のなかで、どのように言葉とつきあっていけばいいのか。さらには、言葉を仕事にするというのはどういうことなのか。「会社(あるいは社会)」と「働くこと」について、「言葉」を補助線に西村さんと牟田さんのお二人にお話しいただきます。
【登壇者プロフィール】
西村佳哲(にしむら・よしあき)
1964年東京生まれ。プランニング・ディレクター。リビングワールド代表。働き方研究家。つくる・書く・教える、大きく3つの領域で働く。建設会社の設計部で働いたのち独立。30代に「センソリウム」や「サウンドバム」等のプロジェクトを、50代は徳島県神山町でまちづくりの仕事を手がける。現在は東京在住。主な著作に『自分の仕事をつくる』『自分をいかして生きる』『いま、地方で生きるということ』など。この度、11冊目となる新刊『会社で働く』を刊行。
牟田都子(むた・さとこ)
校正者。1977年東京都生まれ。図書館員を経て出版社の校閲部に勤務、2018年より個人で書籍の校正を行う。著書に『文にあたる』(亜紀書房)、『校正・校閲11の現場 こんなふうに読んでいる』(アノニマ・スタジオ)、編著に『贈り物の本』(亜紀書房)など。
【日時】11/25(水)19:30~21:00 (延長の可能性あり)
*こちらのイベントは、イベント終了後、アーカイブ視聴が可能となります。
*アーカイブ視聴期間はイベント開催日またはお申し込み日から2ヶ月間となります。
【来店参加について】
・開演時間の20分前より開場/受付開始いたします
・係員及びスタッフの指示・注意に従ってください。万が一、指示に従っていただけない場合、イベントの中断・中止や、特定のお客様にご参加をお断りする場合がございます
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・イベントご来場にあたりご不明な点がございましたら、下記の<お問い合わせ先>までお気軽にご連絡ください
【配信参加について】
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・配信はVimeoのストリーミング機能を使用いたします。お使いの環境での動作が不安な方は(https://vimeo.com/1112186740/4673dafa47 )にて視聴テストを行えます。催事中は対応いたしかねますので、事前にご確認ください。
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【主催・会場】
本と珈琲の店 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)
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