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☆水上文さん選書コメント
ポリコレはつまらないと賢しげに言う人の横っ面を、この本でひっぱたきたい。差別によって語り口が狭められる昨今で、この小説は複雑で豊かなトランスの物語を語ることを恐れておらず、抜群に面白いのだ。お前はこれを読んだのか? と、あらゆる人の首根っこを掴んで回りたくなる一冊。
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☆刊行記念イベント☆
10/25(日)18:30-20:00
「クィアに読み、クィアに生きる──生き延びるための文学」
(登壇者:水上文、岩川ありさ)
https://www.unite-books.com/event
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白人トランス女性リース。ディトランジションし男性として暮らすエイムズ。アジア系シス女性カトリーナ。不器用に生きる三人の、新しい家族の物語。NYT選定「21世紀のベスト100冊」
★PEN/ヘミングウェイ賞受賞作
★ニューヨークタイムズ選定「21世紀ベスト100冊」
★全米批評家協会賞最終候補作
★ラムダ賞最終候補作
★女性小説賞候補作
性移行(トランジション)と赤ちゃん出産をめぐる
新しい家族の物語
ひとりきりでいることができずロマンチックな情事を追いかけるリース、
ディトランジションして父親になることを迫られるエイムズ、
悪夢のような離婚を経て妊娠したIT企業のアイデアエリート、カトリーナ。
それぞれの思惑が合致して交錯して背反する、その先にある新しい家族の形!
21世紀版『高慢と偏見』とも称される傑作長編。
「親であること」の伝統的考え方を、感情、そして実践からひっくり返す。
——ニューヨークタイムズ・ブックレビュー
荒れくるう欲望と、その欲望のなかで格闘するわたしたちの生命力を描ききった。
——ニューヨーカー
最高すぎて叫びたくなる。
——カルメン・マリア・マチャド
【著者略歴】
1981年アメリカ生まれ。作家。アイオワ大学で芸術学修士号(MFA)を取得したのち、ダートマス大学で比較文学修士号を取得。本作で商業出版デビューし、各紙誌からも高い評価を得て、「女性小説賞」や「ラムダ賞」の候補作に選出された。その後、PEN/ヘミングウェイ賞を受賞。デビュー以前から、トランスコミュニティのために作品を執筆し、自費出版やオンラインの無料配布を行なっていた。本作は、「ニューヨークタイムズ」の「21世紀ベスト100冊」にも選ばれている。ほかに、短篇集『Stag Dance』など。
著者
トーリ・ピーターズ
1981年アメリカ生まれ。「トランス女性の役に立たない」文学界に抗議し、彼女たちに物語を届けるため2作を自費出版し、2021年に本作でデビュー。PEN/ヘミングウェイ賞を受賞するなど注目を集める。
吉田 育未 (ヨシダ イクミ)
英日翻訳者。佐賀県出身。トロント大学修士。訳書にエマ・ドナヒュー『星のせいにして』『聖なる証』、ニナ・ラクール『イエルバブエナ』、デーリン・ニグリオファ『喉に棲むあるひとりの幽霊』など。
*版元HPより