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【アーカイブ配信】「もうすぐ絶滅するというライターと書店について──「本を読めなくなった人たち」に本の価値は伝わるのか?」(登壇者:稲田豊史、大森皓太)

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さて、この告知文を読む人はどれくらいいるのでしょうか。イベントの告知文を書くときは、どうせ読まれないしなと思いながら書いています。関心のあるイベントでも、その紹介文を全文読むということはほとんどないのではないでしょうか。自分が参加者の場合でも読まないことが多いです。 そう、どこも同じような文章なのです。書店のイベントでは、「◯◯◯◯が刊行されました。刊行を記念して、〇〇さんと〇〇さんの対談を開催します。」から本の紹介があり、イベントのテーマの説明があり、最後に「貴重な機会ですので、ぜひご参加ください」とある。 このフォーマットが悪いというわけではないのですが、その文章の価値はほとんどなくなっているような気がします。とはいえ、これは紹介文だけにとどまりません。あらゆるテキストの価値が暴落しています。コミュニケーションの主流だったテキストは、伝達効率の悪い、まわりくどいものとして認識されつつあります。 テキストが嫌厭されるということは、テキストの集積である本もまた嫌厭されるということです。ネットで無料で調べられるのに、なぜわざわざ本を買って時間をかけて読まないといけないのか、と。本を読む人からすればいろんな反論が思いつくでしょうが、本を読まない人にも「読まない/読めない」理由と現実があり、その溝は埋め難いものがあります。 特に今の10代20代の人は、本というものが当たり前のものではなく、育ってきた世代です。本よりもスマホ、テキストより動画に親しんできた世代です。本がコスパの悪いもの、あるいは余裕のある人だけが手に取れる奢侈品と映るのも、一理どころが百理くらいあります。 稲田豊史さんの新刊『本を読めなくなった人たち』(中公新書ラクレ)では、その百理が、読めなくなった人たちのリアルな声が書かれていて、本屋をしている私もフルボッコにされました。しかし、「読めない/読まない」に対してどう向き合うかは常日頃から考えていることで、『本を読めなくなった人たち』を最も欲していたといっても過言ではありません。 稲田さんはあとがきでこう書かれています。 「不愉快なのだ。人が、人の頭で捻り出し綴った文章に、敬意とお金が払われないという状況が。 怒り。それが本書執筆の原動力だった。」 私が本屋をやっている動機に少なからず「怒り」があります。なんの怒りか。それは出版業界が本(そして、言葉)の価値を損なっていないか、という怒りです。あるいは、本が売れないことを「最近の若者は〜」などと雑なラベリングをして、ノルタルジーに逃避することに対して、です。 長くなりましたが、稲田さんとの対談はとても楽しみなんです。前回、稲田さんとお話ししたのはUNITÉがオープンしてまもない2022年10月、『映画を早送りして観る人たち』(光文社新書)の刊行記念イベントでしたが、盛り上がりすぎて1時間くらい延長したのを覚えています。 あれから3年と少し、生成AIの普及で本を取り巻く環境はまた一段と変化しています。その間、私自身も京都で「鴨葱書店」という書店を開店し、複数の箇所から眺めることで本や本屋に対する捉え方も変わってきています。ライターと書店主は「本を読めなくなった人たち」とどう向き合うのか、思う存分に語り合いたいと思います。 *アーカイブ配信* 「『映画を早送りで観る人たち』に本の魅力は伝わるのか? コンテンツ消費と作品鑑賞の未来像」(2022/10/15開催) https://unite-books.shop/items/68bd26534e11f1af838fc5dc 【登壇者プロフィール】 稲田豊史(いなだ・とよし) 1974年生まれ。横浜国立大学経済学部卒。 映画配給会社、出版社を経て、2013年に独立。著書に『映画を早送りで観る人たち」(光文社新書)、「ポテトチップスと日本人』(朝日新書)、「ぼくたちの離婚』(角川新書)、「ぼくたち、親になる』(太田出版)ほか、多数。共著に、『世界は団地でできている」(集英社新書)。 大森皓太(おおもり・こうた) 1995年兵庫県姫路市生まれ。一般財団法人出版文化産業振興財団での勤務を経て、2022年に独立し合同会社ユニテを設立。同年9月に「UNITÉ」(東京都三鷹市)、2024年5月に「鴨葱書店」(京都市南区)を開店。学生時代の苦手な科目は国語。克服しようと本を読み始め、本の世界に長居してしまっている。 【日時】3/1(日)18:30~20:00 (延長の可能性あり) *こちらのイベントは、イベント終了後、アーカイブ視聴が可能となります。 *アーカイブ視聴期間はイベント開催日またはお申し込み日から2ヶ月間となります。 【来店参加について】 ・開演時間の20分前より開場/受付開始いたします ・係員及びスタッフの指示・注意に従ってください。万が一、指示に従っていただけない場合、イベントの中断・中止や、特定のお客様にご参加をお断りする場合がございます ・来店参加をご購入された方の中で、当日体調などに不安がある等の理由で配信視聴を希望される場合は、配信参加用のURLよりご視聴ください。視聴方法は、【配信参加について】をご確認ください。なお、来店参加を取りやめられる場合であっても、差額の返金等はいたしかねます。何卒ご了承ください ・イベントご来場にあたりご不明な点がございましたら、下記の<お問い合わせ先>までお気軽にご連絡ください 【配信参加について】 ・決済完了後にPDFファイルのダウンロード(※)をお願いします。ダウンロードし内容をご確認の上、開催時刻になりましたら記載のURLからご視聴ください。 ・配信はVimeoのストリーミング機能を使用いたします。お使いの環境での動作が不安な方は(https://vimeo.com/1112186740/4673dafa47 )にて視聴テストを行えます。催事中は対応いたしかねますので、事前にご確認ください。 ・インターネット接続環境下のPCやスマートフォン、タブレットからご視聴いただけます ・イベント中、お客様の顔や音声などは配信されませんのでご安心ください ・リアルタイム配信と見逃し視聴(一部イベントを除く)でお楽しみいただけます。見逃し視聴につきましてもライブ配信と同URLからご視聴いただけますので、ご都合に併せてご視聴ください(こちらから見逃し配信のご案内はいたしません) ・ご利用の通信環境により配信の遅延が起こる場合がございます。ご了承ください ・チケットをご購入されていない方にURLを共有する等、不正な行為による視聴及びその手助けとなる行為を固く禁じます。発覚した場合、ご連絡の上で厳正な対処を取らせて頂きます。ご注意ください 【キャンセルについて】 ・イベント配信用のURLが送信される都合上、お客様都合によるキャンセルは承っておりません。来店参加を取りやめられる場合であっても、差額の返金等はいたしかねます。何卒ご了承ください ・主催側の都合によりイベントが中止となった場合、メールにより中止のご案内の後、近日中に返金処理を行います。また、同内容のイベントで後日改めて開催となった場合、新たに販売ページを設けます。その際、中止となった日程でお送りしたURLは無効となります。お手数ですが、再度販売ページにてご購入ください。 ※ダウンロード方法について https://faq.stores.jp/hc/ja/articles/360044830312--%E3%83%80%E3%82%A6%E3%83%B3%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%89%E8%B2%A9%E5%A3%B2-%E3%83%87%E3%82%B8%E3%82%BF%E3%83%AB%E3%82%A2%E3%82%A4%E3%83%86%E3%83%A0%E3%81%AE%E3%82%AA%E3%83%BC%E3%83%80%E3%83%BC%E3%81%AE%E6%B5%81%E3%82%8C%E3%82%92%E7%9F%A5%E3%82%8A%E3%81%9F%E3%81%84%E3%81%A7%E3%81%99-#h_3f7d06f3-7b36-490b-b639-cbf31a98f020 ______________________________________ 【主催・会場】 本と珈琲の店 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)

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