【アーカイブ配信】「学校ってなんだろう? ──人生の通過点としての役割を考える」(登壇者:堀静香、矢野利裕)
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堀静香さんの2冊目のエッセイ集が刊行されました。今回は学校が舞台です。非常勤の国語の先生としての立場から、あるいはお子さんを育てる親の視点から、はたまた自身が学生だったころの記憶から、学校という場とそこに内包されている先生─生徒関係の特殊性について語られています。
『がっこうはじごく』というタイトルの通り、学校には地獄的な側面はあるのだと思います。集団行動をするように訓練させられる場として、成績の良し悪しで競争させられる場として、将来の夢を語らせられる場として。本書にはそうした地獄的な側面に恐れを抱き、教師・親として慎重に歩を進める堀さんの姿が見られますが、一方で優しい眼差しを向ける/向けられた堀さんの姿も同時に見られます。読み終えたときに思うのは、教師という職業は難しいなということでした。授業だけでしか交わらず卒業後は二度と会うことはないかもしれないのに、その後の人生に決定的な影響を与えうる可能性がある、その関わり方の難しさを思います。
さて、今回はそんな学校という不思議な空間について、教師のお二人に対話していただきます。堀さんが『がっこうはじごく』を書かれるときに念頭に置かれていたのが、矢野利裕さんの『学校するからだ』とのことで、刊行した暁にはぜひお話してみたいとリクエストをいただきました。堀さんから熱いラブコールをいただきましたのでお読みください。そして、是非ご参加いただけましたら嬉しいです。
<堀静香さんよりメッセージ>
「学校をテーマにした一冊」を作ると決まったとき、真っ先に浮かんだのは矢野利裕さんの『学校するからだ』の存在だった。学校についてのあんな良書があるのに、こんなへらへらした中途半端な人間が学校について語ったりしていいのだろうか。単発のエッセイならまだしも、それを20本とか書いて一冊になんかできるのか?と。
だってわたしはでもしか教師で、非常勤だから週3勤務だし、生徒の名前も覚えようとしないし、ポリシーとか教育観もない。学校が嫌いで、なのに学校にいて、学校なんかなくなればいいよね、と無責任に生徒に話したりする。授業が終われば逃げるように学校を去る。そんな生活をかれこれ10年続けてきた。
矢野さんは、わたしと違って専任教諭として、授業だけでなく、部活に行事に、生徒と密にかかわる日々を過ごしている。わたしがふらふらと中途半端に学校の外と中とを出入りするのと違って、がっつり学校の中にいる。『学校するからだ』ではまさにわたしの語り得ないこまやかな学校生活の機微が描かれて、学校という閉鎖空間を告発するのでも、逆に礼賛するのでもなく、そこにあるひとつずつの身体と身体のうごきを記録する。その観察のまなざしは、矢野さんが教員かつ批評家であるからこそのもので、だからやっぱりこうしてなんとか一冊を書き上げてなお、こんなんで大丈夫でしょうか、わたしなんかとお話ししてもらえるなんて、いいんでしょうか、というようなおずおずとした気持ちが抜けない。
けれど、この本を出すと決まったときから、イベントをやるなら絶対矢野さんと話したいと思ってきた。学校のなかにいる矢野さんと、そうでないわたしとでどんな話ができるだろう。「ブラックでも青春でもない」あの不思議な空間で日々起こることについて、話してみたい。
【日時】9/27(金)19:00-20:30(延長の可能性あり)
*こちらのイベントは、イベント終了後、アーカイブ視聴が可能となります。
*アーカイブ視聴期間はイベント開催日またはお申し込み日から2ヶ月間となります。
【来店参加について】
・開演時間の20分前より開場/受付開始いたします
・係員及びスタッフの指示・注意に従ってください。万が一、指示に従っていただけない場合、イベントの中断・中止や、特定のお客様にご参加をお断りする場合がございます
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・イベントご来場にあたりご不明な点がございましたら、下記の<お問い合わせ先>までお気軽にご連絡ください
【配信参加について】
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【主催・会場】
本と珈琲の店 UNITÉ(東京都三鷹市下連雀4-17-10 SMZビル1F)
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