
──「意味」に疲れたら、「無意味」で休もう。
スマートフォンの普及、ビッグデータの活用、AIの著しい進化……情報技術のすさまじい進歩発展によって、私たちの日常は一挙手一投足に至るまで「意味」に紐付けられるようになった。そうした変化は日常を便利で豊かなものとした一方で、かつて人間が持っていたはずの「無意味」に接する時間を奪ってはいないだろうか? 膨大な量の情報が持つ「意味」の渦中にあって、かえって人は心を疲弊させているのではないだろうか?──本書では「意味」から解放された「無意味」の効用を解説し、またどうすれば日常に「無意味」を花開かせることができるかを、イラストとともに紹介する。
*版元HPより