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オクシアーナへの道|著:ロバート・バイロン 訳:小川高義

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ブルース・チャトウィンが「聖典」と呼び、グレアム・グリーンやイーヴリン・ウォーが賞賛した戦間期の傑作紀行文学がついに本邦初訳。 ブルース・チャトウィンによる解説「アフガニスタン哀歌」を併録。 戦間期の1933年、才気煥発な20代の青年ロバート・バイロンは、イスラム建築の源流をもとめて、地中海からペルシャをめぐり、アフガニスタン北部〈オクシアーナ〉と呼ばれる地をめざす―― 未だ見ぬ異国の美と精神への渇望につき動かされつつ、その地の風土・文化・人心を犀利な批評眼で描き切った旅の記録。 ◎「ガーディアン」紙が選ぶオールタイムベストノンフィクション100 推薦文 湿潤の日本を逃れて、この乾燥と砂の高地に行きたい。 荒い男たちがいて、遺跡があって、旅路の果てにヘラートの豪奢がある。 更に先、遂にオクサス川の水に身を浸す、アレクサンダー大王のように。 ――池澤夏樹 戦間期において、小説には『ユリシーズ』があり、詩には『荒地』があったように、 旅行記には『オクシアーナへの道』があった。 ――ポール・ファッセル *版元HPより

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