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文学の空気のあるところ|荒川洋治

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読書は人を変え、風景を変え、空気まで変えるのかもしれない――見えにくくなった豊かな陰翳を掬いあげる、古くて新しい文学のはなし。 内容説明 読書は人を変え、風景を変え、空気まで変えるのかもしれない。現代詩作家がおくる、古くて新しい文学のはなし。 目次 1(昭和の本棚を見つめる;高見順の時代をめぐって;山之口貘の詩を読んでいく) 2(名作・あの町この町―地図) 3(「少女」とともに歩む;詩と印刷と青春のこと;思想から生まれる文学) 著者等紹介 荒川洋治[アラカワヨウジ] 現代詩作家。1949年、福井県三国町生まれ。早稲田大学第一文学部を卒業。詩集『水駅』(書紀書林・第26回H氏賞)、『渡世』(筑摩書房・第28回高見順賞)、『空中の茱萸』(思潮社・第51回読売文学賞)、『心理』(みすず書房・第13回萩原朔太郎賞)、エッセイ・評論集『忘れられる過去』(みすず書房・第20回講談社エッセイ賞)、『文芸時評という感想』(四月社・第5回小林秀雄賞)など(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)

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