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生き延びるための女性史 遊廓に響く〈声〉をたどって|山家悠平

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*山家悠平さん登壇イベントアーカイブ* 10/4(水)~11/4(日) 「インターセクショナリティから考える文学と歴史」 (登壇者:山家悠平、西亮太) https://unite-books.shop/items/650fb50982808c287db5e7a9 無数の〈声〉を聞き取り、書き残す、 女性史がひらくフェミニズムのかたち かつて遊廓を生きた女性たちが書いた日記や小説は、時の隔たりをこえて、ふたたび現在に響き始める――。 悲しみ、怒り、苦しむ人びとを、たったひとりにさせないために、人びとの歴史の〈声〉を記憶し、描き出す。 歴史家であり小説家である著者が描き出す、フェミニズムの思想と実践。 【書誌情報】 出版社:青土社 発行:2023年8月 版型:四六判並製 【目次】 はじめに 〈声〉をたどる  第一部 生活を形作るさまざまな〈声〉 第一章  たったひとりにさせない/ならないために――危機の時代の分断をこえて 第二章  だれが教育を殺すのか――大学非正規教職員雇い止めの荒野から 第三章  クィアがここに住んでいる――不可視化に抗して 第二部 遊廓のなかに響く〈声〉 第四章  遊廓のなかの「新しい女」――和田芳子『遊女物語』が切り拓いた地平 第五章  ものを読む娼妓たち――森光子と松村喬子の作品に描かれる「読書」を中心に 第六章  闘争の時代の余熱のなかで――森光子『春駒日記』の描く吉原遊廓の日常風景 第三部 響きあう〈声〉 第七章  共鳴する言葉――娼婦から娼婦たちへ おわりに  〈声〉に耳を傾けること――歴史叙述と小説の境界から あとがき  line2.gif 【著者】山家悠平(やんべ ゆうへい) 1976年、東京都国立市出身。専門は女性史。京都大学大学院人間・環境学研究科博士後期課程修了。現在、京都大学大学院人間・環境学研究科人文学連携研究者および、京都芸術大学、佛教大学等で非常勤講師を務める。著書に『遊廓のストライキ――女性たちの二十世紀・序説』(共和国、2015年)がある。また、青波杏名義にて『楊花の歌』(集英社、2023年、第35回小説すばる新人賞受賞)を刊行。 *版元㏋より

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