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踊る自由 大崎清夏詩集|大崎清夏

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わたしとあなた、人称のあいだに揺れる世界を描く新詩集! すぐそこにある、とはいえおいそれと立ち入れないゾーンの中に、この詩集はわたしをすうっと連れ込んでしまった。──岡田利規(チェルフィッチュ) 私も踊りたい/世界が踊っているのだから──。 『新しい住みか』から3年。『指差すことができない』(中原中也賞受賞)以来、1冊ごとに新しい世界を見せてくれる大崎清夏充実の新詩集をお送りします(装幀:大島依提亜) [略] 「今年は集いは、集わないことになりました。」 あなたの対岸を わたしもひとりで歩いた 何年も暮らしたはずの場所にも まだ歩いたことのない道がある 四半世紀まえに足繁く通った 外国の雑貨やはがきを売る店は 育児支援の施設になっていた 砂利の駐車場を横切ってフェンスを跨ぐと センダングサの棘が手足にぺたぺたくっついた 見知らぬ親水公園に踏み入ると くさむらの分け目から 猫がこっちを見た [略] (「川沿いの道を歩く方法」より) 【書誌情報】 出版社:左右社 発行:2021年5月 版型:四六判変形並製、112p 装幀:大島依提亜 【目次】 ふたりで   触って   両性の合意   遺棄現場   ハバナ   采女   線画の泉   裸子植物を塗る筆   照明論   渋谷、二〇一一   東京 ひとりで   プラネタリウムを辞める   図書館の完成を待つ   一遍   破壊行為   ジョーカー   世界が踊っているのだから ── für Pina   みや子の話   渋谷、二〇二一   川沿いの道を歩く方法   魂の療養所 松浦佐用媛、舞い舞う   まね・ぶ ── 学ぶ   まるはなばち ── 丸花蜂   まつばら ── 松原   まくら ── 枕   まぼろし ── 幻   まね・く ── 招く   まなづる ── 真鶴   まれびと ── 客人   まなざ・す ── 眼差す   またた・く ── 瞬く 【著者】大崎清夏 (おおさき・さやか) 1982年神奈川県生まれ。詩人。詩集『指差すことができない』で 第19回中原中也賞受賞。詩集に『地面』(アナグマ社)、『新しい住みか』(青土社)、絵本に『うみの いいものたからもの』(山口マオ・絵/福音館書店)ほか。舞台公演や映像作品など、コラボレーションの仕事も多数手がける。 *版元HPより

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