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浅生鴨短篇小説集 たった二分の楽園|浅生鴨【著者サイン入り】

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空気が汚染され、人類は地下に移住した。寿命までも管理される社会に嫌気がさした男は、命が尽きる最期の瞬間に“本物の空”を見上げるため地上を目指すが…… (表題作『たった二分の楽園』)。 街中の見知らぬ人々から恋人と別れることを執拗に迫られる「顔」、浮気の腹いせに毎日二十枚の宅配ピザが送られてくる妄想に取り憑かれた「強烈な仕返し」、人類と寿司の四百年戦争「革命の旗」ほか。 ありえないほど滑稽なのに、笑い飛ばせない“何か”が残る。風刺に彩られた奇妙な50の物語。 ☆限定:著者サイン入り 【書誌情報】 出版社:左右社 発行:2022年12月 版型:四六判並製、352p 【目次】 どんでん返しはラストシーンで 鉄そば 怪人の春 われながら驚く 壼の国 広島のおじさん ヨークシャーテリアじゃない のど自慢大会 初めての接待 責任のとりかた サラダつきのランチ 強烈な仕返し 呼ばれたときには 九回の裏 キムチが減らない 優先順位 マルコ たった二分の楽園 クライマックスの部屋 革命の旗 代理人 局地的なシラス ヌオニーを見た者はいない 獲得した力 高原の自由 ワンチャン狙いのナンパ 内々の会議 こいびと 王様の耳 戒奴の石 雲が笑っていた ワンコインショップ もうひとりの私 弱った者は 条件反射 素直な性格 広がった噂 新しい県 顔 薄さが違うから もう怖くない 紙の上 向いていなかった 切り方 足りないもの 空気をきれいに保ちたい アラカルトの話 シール 寝る前の記憶 星明かりと街明かり 【著者】浅生鴨 (あそう・かも) 作家、広告プランナー。1971年、神戸市生まれ。たいていのことは苦手。ゲーム、レコード、デザイン、広告、演劇、イベント、放送などさまざまな業界・職種を経た後、現在は執筆活動を中心に、広告やテレビ番組の企画・制作・演出などを手掛けている。主な著書に、『中の人などいない』『アグニオン』『二・二六』(新潮社)、『猫たちの色メガネ』(KADOKAWA)、『伴走者』(講談社)、『どこでもない場所』(左右社)、『だから僕は、ググらない』(大和出版)、『雑文御免』『うっかり失敬』(ネコノス)、近年、同人活動もはじめ『異人と同人』『雨は五分後にやんで』などを展開中。座右の銘は「棚からぼた餅」。最新作は『あざらしのひと』(ネコノス) 。 *版元HPより

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