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文藝 2023年春季号【責任編集者サイン入り】

残り2点

1,485円

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*祝・川端康成文学賞受賞!* *町屋良平さん「私の批評」掲載号です。 *責任編集者・瀬戸夏子さん、水上文さんサイン入りです。 【書誌情報】 出版社:河出書房新社 発行::2023年1月 特集:瀬戸夏子+水上文責任編集「批評」/新連載:古川日出男「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」/創刊90周年記念企画:阿部和重が語る「J文学とは何だったのか」 ◎新連載 古川日出男 「京都という劇場で、パンデミックというオペラを観る」 「桁外れの物語力を持ったはずの京都が、ふいに敗れた」――何に敗れたのか。それはパンデミックという「物語」に。観光都市・京都を舞台に日本史と人類史が交叉する。古川日出男のシン・ノンフィクション、開幕。 ◎創作 金原ひとみ「世界に散りゆく無法者ども」 親の離婚、束縛する彼氏をもつ友達、自分の将来。様々な問題を前に、いつまでもただ「ゲラゲラ笑っていたい」高校一年生の玲奈は、親に内緒で部活を辞めていたことがバレて……。「玲奈」シリーズがついに完結。 千早茜「虎」(前篇) 幼い頃、親の転勤によって海外のとある国で暮らしていたまどかは、番犬用の仔犬としてローデシアン・リッジバックの「虎」と出会った。大人になって思う、あれがこの人生で持ちえた唯一の「愛」だったと――。種を超えた心の繫がりを描く、千早茜の新境地! 山内マリコ「あなたを研究したい」 ある大学のジェンダー学のゼミ。意識の高い学生たちを横目に、杏奈はいまいち授業についていけない。そんなとき、二年前の夜にかかってきた不思議な電話を思い出して――。 町屋良平「私の批評」 会社を辞めて「専業」作家になった私は、母とのふたり暮らしに耐えられなくなり家を出た――。どんなものにも愛着をもてない私は、母に似ている? そして永遠の十一歳詩人と父の亡霊が私にもたらしたものとは? * ◎特集 瀬戸夏子+水上文 責任編集「批評」 はじめに 瀬戸夏子 水上文「シェイクスピアの妹など生まれはしない」 斎藤真理子「翻訳に悩む〈倫理〉という言葉 韓国文芸批評が示すもの」 中尾太一「批評 この致命なるもの」 小松原織香「〈文学が生まれる場〉にいた話。 同人作家と「サークル村」の女たちを繫ぐ試み」 榎本空「Love in a Minor Key」 杉田俊介「批評と男性性 男性解放批評のために」 児玉美月「クィア映画批評と〈わたし〉を巡るごく個人的な断想」 木澤佐登志「男たちの営みを巡る幾つかの雑多な引用」 伊舎堂仁「おもしろいために」 永井玲衣「見られずに見る」 TVOD「村上春樹の語られ方 批評とサブカルチャー史」 西森路代「批評が、私たちを一歩外へ連れ出すものだとしたら」 瀬戸夏子「うつしかえされた悲劇 三島由紀夫『豊饒の海』について」 【対談】 瀬戸夏子×水上文「なぜ、いま「批評」特集なのか」 高橋源一郎×町屋良平「批評・詩・小説」 【インタビュー】 斎藤美奈子「文学史の枠を再設定する 見過ごされてきた女性たちの文学」 大塚英志「ロマン主義殺しと工学的な偽史」 【ブックガイド】 瀬戸夏子・水上文「これからの批評のための3冊」 * ◎創刊90周年記念連続企画1 阿部和重が語る 「J文学とは何だったのか」 聞き手:阿部晴政(元「文藝」編集長) ◎特別対談 村田沙耶香×チョン・セラン 「アジア文学という冒険がはじまる 日韓同時刊行アンソロジー『絶縁』を巡って」 『あなたに安全な人』第32回Bunkamuraドゥマゴ文学賞受賞記念対談 木村紅美×ロバート キャンベル「コロナ禍が生んだ恋人の最終形」 * ◎連載 皆川博子「風配図Windrose」 【最終回】 桜庭一樹「波間のふたり」【最終回】 島本理生+岩崎渉「トランス」【第5回】 柳美里「JR常磐線夜ノ森駅」【第3回】 いとうせいこう「東北モノローグ」【第6回】 藤野可織「先輩狩り」【第6回】 町田康「ギケイキ」【第39回】 * 文芸的事象クロニクル 2022年9月〜11月 山本貴光 * 文芸季評 たったひとり、私だけの部屋で 問いかけと文学 2022年10月~11月 水上文 * ◎書評 山田詠美『私のことだま漂流記』【評】山下紘加 遠野遥『浮遊』【評】廣田龍平 島本理生『憐憫』【評】奥田亜希子 新胡桃『何食わぬきみたちへ』【評】桜庭一樹 加納愛子『これはちゃうか』【評】橋本絵莉子 温又柔『永遠年軽』『祝宴』【評】千種創一 堀千晶『ドゥルーズ 思考の生態学』【評】中西淳貴 * 第60回文藝賞応募規定 *版元HPより

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