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映画を早送りで観る人たち|稲田豊史

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現代社会のパンドラの箱を開ける! なぜ映画や映像を早送り再生しながら観る人がいるのか――。なんのために? それで作品を味わったといえるのか? 著者の大きな違和感と疑問から始まった取材は、やがてそうせざるを得ない切実さがこの社会を覆っているという事実に突き当たる。一体何がそうした視聴スタイルを生んだのか? いま映像や出版コンテンツはどのように受容されているのか? あまりに巨大すぎる消費社会の実態をあぶり出す意欲作。 【書誌情報】 出版社:光文社 発行:2022年4月 版型:新書 【目次】 序章 大いなる違和感 第1章 早送りする人たち ――鑑賞から消費へ 第2章 セリフで全部説明してほしい人たち ――みんなに優しいオープンワールド 第3章 失敗したくない人たち ――個性の呪縛と「タイパ」至上主義 第4章 好きなものを貶されたくない人たち ――「快適主義」という怪物 第5章 無関心なお客様たち ――技術進化の行き着いた先 おわりに 【著者】稲田豊史(いなだとよし) 1974年、愛知県生まれ。ライター、コラムニスト、 編集者。横浜国立大学経済学部卒業後、映画配給会社のギャガ・コミュニケーションズ(現ギャガ)に入社。その後、キネマ旬報社でDVD業界誌の編集長、書籍編集者を経て、2013年に独立。著書に『セーラームーン世代の社会論』(すばる舎リンケージ)、『ドラがたり のび太系男子と藤子・F・不二雄の時代 』(PLANETS)『ぼくたちの離婚』(角川新書)、『「こち亀」社会論 超一級の文化史料を読み解く』(イースト・プレス)。近著に『オトメゴコロスタディーズ フィクションから学ぶ現代女子事情』(サイゾー)がある。 *版元HPより

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